燃やしても大丈夫…タピオカ使ってプラスチック生産

 日立造船ベンチャー企業のC・P・R(兵庫県姫路市)は12日、熱帯、亜熱帯地方で栽培されるキャッサバ(別名・タピオカイモ)を使って、自然分解するプラスチックを生産する計画を発表した。

 現在はほとんどのプラスチックが石油成分のナフサからできており、原油価格の高騰で値上がりしている。キャッサバのプラスチックは、既に実用化されているトウモロコシのもののほぼ半額でできるため、両社は価格競争力があると判断したという。

 2008年にベトナムで、年間3000−5000トンのプラスチック素材の生産を始め、09年以降に工場を造って年産10万トンを目指す。

 自然分解するプラスチックは汚染物質を含まず、燃やしても京都議定書に定められた二酸化炭素(CO2)排出量にカウントされない。

 C・P・Rの中塚広重会長は「キャッサバの生産は現地の農家に任せる。これを収入源にしてもらうことで、途上国の生活向上にも役立ちたい」と話している。

ZAKZAK 2006/06/13

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_06/t2006061348.html

原油価格が高くなければ、アメリカの差し金、あるいは無能な拝金主義の日本政府の輩が藪大統領のご機嫌とりや手前らの利権のために、潰しにかかるような話だ。
電力の場合は、原発建設の元を取らなきゃいけないし、却って電力が過剰に造られるような有様だから、同じことは言えないかもしれないけど、それでも今みたいなときなら太陽光発電ももう少しあらゆる方面から推進・推奨されるだろうに・・・